第1cpを通過後、人がたくさんいるcp付近を避け、休憩できる場所を探しながら、しばらくosatohさん、カナヤンさんとランデブー走行していると、やはり、カナヤンさんの調子が悪そうです。
その後、小刻みにアップダウンを繰り返し三浦貯水池まで、快適に下っていきます、この間も休憩をするたびに、osatohさんが、追いついてこられたので、、気持ちが焦ります。
「MTB100km 50km地点」との表示です、去年はこの時点ではまだまだ余裕があったんですが、さすがに今回は、すでに持病の膝痛も発生し、気持ちは後悔でいっぱい、いっぱい。
それから、しばらく貯水池の岸を快走し、少しは、体力も戻ってきたかなと思っていたんですが、これには、実は秘密が…。
このレースの前に何年かぶりにリアサスペンションのOHをしたんですが、その結果ロックアウトが復活、したのは良かったのですが、ロックアウトレバーが、ガレ場の下りで勝手にロックの位置に移動、フルサスペンションのはずが、ハードテールに…、どうりで踏みが軽かったはずです。(涙)
この症状は、その後も下りのたびに頻発し、毎回とまっては、直すを繰り返すことになりました。
そして、とうとう第2CPの手前で恐れていた事態が…。
ドリンクが心細くなり、補給をしようと天然エイドステーションの沢に下りていたところ、 上からosatohさんの声が。
見上げると、とってもにこやかな笑顔とともに、(主観視点)快調に走り去る姿が見えました。(笑)
あわてても仕方ないのであきらめて(と、心にも無いことを考えながら)、とりあえずチョコバーとジェルを食べ、再スタート。
周りから、樹木が消え、御嶽山が姿をあらわしました、
去年は、雨の中ひたすら登るだけでしたが、今回は、すごい景色でした。
ただ、ここまでくると、周りにつき押しの人も増え、その度に、転倒・崖落ちの恐怖が頭をよぎりました。
この地点くらいから、 意識も朦朧とし、脳裏に浮かぶのは、後悔と痛み、そして、ゴールしたら何をしようということでした。
どうにかosatohさん命名の”恐怖の黒砂利地帯”を抜け、「減速!」の看板が出るころ、前方に第3CPが見えてきました。
「15分前で~す。」のコールを聞きながら通過、辺りを見回しても知り合いの姿は見当たりません。
どうも皆さんすでに、通過したあとのようです。
そのときの偽らない気持ちは、「何で、時間切れで、リタイアにならんかったんやろう、そしたら、楽になれるのに。(T_T)」でした。
それでも、あと最後のDH6kmを含め、10数km、だめもとでと、気力を振り絞って(搾り出すようにして)、最後のピークを目指しました。
あとは、ひたすら何も考えず足を動かすだけしかありませんでした。
その先には、先に42km参加の皆さん、そして先にゴールしていたみなさんの姿がありました。
毎回一人で、さびしいゴールでしたので、たくさんの人たちに迎えられてのゴールには、ひときわ感慨深いものがありました、が…。
先にゴールしているはずの、osatohさんの姿が見当たりません。
みなさんに、聞いてもまだ、という返事が返ってくるばかり、少し心配になってきたころ、歓声とともに、ゴールに飛び込んでくる姿が。
どうも、第3CPで休憩しておられるところを、先行してしまったようです、申し訳なかったです。
しばらく、自転車が見たくなくなるほど、充実した(笑)一日でした。
p.s.みなさん、時間も押し迫るまでわざわざお待たせした上、たくさんの写真も送っていただき大変ありがとうございました。
5 件のコメント:
過酷度の基準がIZ林道の僕にとっては皆さんの「それ以上、、。」と聞いただけで100km出場はまだまだ及びません。
ゴール後はまだ余裕あったようにお見受けしましたよ(笑)。
また秋のゆるトレイルからぼちぼちお願いしますわ。
カワjohさんへ
いえいえまったく余裕はございません(笑)。
まあ、ぼちぼちということで、こちらこそよろしくお願いいたします。
そんなにプレッシャーかけてたっけ・・・?(笑)
去年はアンタの背中を見ることなくケガでリタイヤしたけど、今年は先行した区間もあり、満足満足。(^^)v
来年はオレがゴールシーンの写真、撮ってあげるので、ヨロシク!!
これを読んでいると、あの辛さがよみがえります(^^;)
でも、あの、感動も!
来年はどっちだ!って感じですね(笑)
私もがんばりますよ~
osatohさんへ
あのぉー、そういうことおっしゃるのはどの口ですかっ!(笑)
去年から、しーっかり、プレッシャーかけて頂きました。
来年はどうかお手柔らかに。
moripさんへ
今は、まだ、感動よりもつらさの方が強いんですが。(笑)
さて、来年は、どうしましょうかねぇ、ハハハ…。(^^ゞ
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